「こども記者」とは

 西日本新聞のこども記者は、九州各地、時には海外へも取材に出向く公募の小学4年~中学3年生の子どもたちです。8月から1年間の任期で活動します。

 任期中はスポーツ、芸術、伝統工芸、最先端技術、戦争や公害問題など幅広いテーマのもと現場を訪れて取材し、記事を書きます。さまざまな分野の専門家や作家などを講師に招いたワークショップなどにも参加します。

 活動の成果は本紙朝刊「親子で読む こどもタイムズ」に掲載します。国語力はもちろん、コミュニケーション能力や自ら考え、発信する力、初めてのことにチャレンジする積極性が身につきます。

 こども記者制度は2010年に始まり、これまでに約900人が経験しました。

こども記者経験者たちの声

ホークスの通訳さんの取材で英語の大切さに気づき、イギリスの中学高校で英語を身につけ、イギリスの大学に通っています。(1期)

水素エネルギーの取材を経験したことで将来の目標ややりたいことが明確になり、その後中学・高校では理科の勉強に対してさらに興味関心を持って取り組めました。(2期)

普段は入れないところに行き、質問する貴重な体験ができ、自分が書いた文が紙面にのるのが楽しかったです。いろいろな人に取材し、今まで思っていた常識とは違う「発見」がたくさんありました。(4期)

こども記者活動の魅力といえば、なんといっても新しい出会いにあふれていること。取材先との出会い、新しい発見との出会い、こども記者の仲間との出会い。これらを通してたくさん学び、成長することができました。(6期)

ゲーム会社の社長のお話で、初めて勉強の必要性について納得できたようです。本当に勉強嫌いな子でしたが、この取材のあとから、自発的に勉強するようになりました。(第11期保護者)

いつも取材をしていて感じていたのは一人一人が仕事に誇りを持ち、誠実な心で向き合っているということです。私は大人になることに不安を抱いていましたが、少し楽しみになりました。(12期)

原稿を書くとき、「この気持ちをどう言葉にしよう?」と表現にこだわるようになり、本の中から言葉を探す姿も見られます。書くことの楽しさが少しずつ芽生え、国語への向き合い方も大きく変わってきたと感じています。(13期 保護者)

勇気を出して話しかけることで友だちが増える、という人生で大切なことを学びました。これからも、どんな人とも仲良くなれるよう、自分から声をかける勇気を大切にしたいです。(第14期)

こども記者の活動内容

(1)取材をして記事を書きます
 3~5人くらいのこども記者と一緒に「こどもタイムズ編集部」の大人記者の引率で取材に行きます。取材対象はいろいろな仕事の現場、歴史・文化を伝える場所、スポーツ関連などさまざまです。オンラインでの取材も取り入れています。取材テーマは、こども記者の希望や旬のニュースなどを参考に編集部が考えています。その都度参加者を募集し、応募多数の場合は原則抽選になります。取材後、締め切りを守って記事(作文)を書いて提出。編集部でまとめて西日本新聞の「親子で読む こどもタイムズ」面に掲載します。
自分のテーマで取材を企画し、相手に連絡を取って記事を書く「自主取材」もできます。

(2)ワークショップなどに参加できます
 海外で人道支援に力を入れている医師、川柳や絵本作家など、その道の「プロ」を招いたワークショップ、まわし読み新聞ワークショップなど、こども記者同士の親交を深める交流会などに参加できます。

保護者の皆さまへ 
(ご理解、ご協力のお願い)

(1)参加には保護者による送迎が必要です。

 こども記者活動はお子さまの安全を第一にしています。こども記者が取材に参加する時は、必ず集合場所までの送迎を保護者にお願いします。

(2)取材は原則として抽選です。

 こどもタイムズ編集部は毎月数本の取材やワークショップを企画し、「こども記者通信」でご案内します。関心のある企画に申し込み、メンバーに選ばれると参加することができます。こども記者になったからといって、希望の取材に必ず参加できるとは限りません。人気が高く、定員以上の応募があった取材は、原則抽選になります。

(3)新聞を読む習慣を身に付けてください。

 日ごろから新聞を読む習慣を身に付け、こどもたちの読解力や社会への関心を高めることも、活動の大きな目的としています。特にこども記者活動の場である「こどもタイムズ」面は必ず読むようにしましょう。

こども記者になるには

16期こども記者を募集します。
2025年6月16日(月)締め切り

◇応募資格

福岡、佐賀、長崎、熊本、大分県内で
西日本新聞朝刊を購読中か8月1日までに購読を始める家庭の小学4年生~中学3年生

◇費用

取材参加費用は原則無料(遠方取材などで一部費用を負担いただく場合もあります)

◇募集人数

50人程度

◇任期

8月から1年間

◇認定式

新こども記者の認定式・説明会を福岡市・天神で開催

◇応募方法

①~③をそろえてオンラインの応募フォーム、または郵送でお送りください

①取材したいこと、応募理由、将来の夢などを400字くらいにまとめた作文(用紙は自由)

②応募者の情報(詳しい記載項目は下記の応募フォームを参照。用紙は自由)

③顔写真(選考通過者は写真を紙面に掲載する為、カラー、無帽、マスクなし、顔の一部が手などで隠れていないものをご準備ください)

※応募多数の場合は作文で選考します。作文は文章力ではなく、活動への意欲を重視します

◇問い合わせ先

こどもタイムズ編集部=092-711-5283 (平日午前10時~午後5時)

応募方法

郵送、または応募フォームよりご応募ください

郵送の場合(当日消印有効)

・顔写真の裏に氏名を記入して同封してください
・応募用紙はこちら(ワードPDF
 ※必要事項が記載されていれば、用紙に規定はありません
・郵送先=〒810-8721(住所不要)西日本新聞社こどもふれあい本部「こども記者」係
・400字詰め作文用紙はこちら(PDF)※用紙に指定はありません

応募フォーム

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西日本新聞朝刊の購読状況
※こども記者に認定された場合、お子様が暮らすご自宅に届けられる朝刊のご購読をお願いしております。



こども記者の募集はどこで知りましたか?



オンライン企画に参加するための端末(スマートフォン、PC、タブレットなど)
※選考結果には影響ありません。企画内容を計画する際の参考にさせていただきます

ご自宅のWi-Fi環境
※選考結果には影響ありません。企画内容を計画する際の参考にさせていただきます

顔写真(こども記者に選ばれると紙面に掲載します。カラー、無帽、マスクなし、顔の一部が手などで隠れていないもの)

×

作文(400字くらい)
※取材してみたいこと、興味のあること、自分の紹介などを作文に書いてください
※文章はフォームに入力、または手書きの作文用紙の写真を撮ってフォームに添付

×

西日本新聞社は、こども記者活動の運営やこどもタイムズ面を展開していく上で、
個人情報保護の重要性を認識し、個人情報を適正に取り扱います。
詳細はこちらのURLをご参照ください。https://c.nishinippon.co.jp/kojin.php

応募受付のメールが届かない場合は迷惑メールボックスをご確認ください。
ご不明な点はこどもタイムズ編集部までご連絡ください。
TEL: 092-711-5283(平日10:00-17:00)
MAIL: kodopon@nishinippon-np.jp

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