「こども記者」とは

 西日本新聞のこども記者は、九州各地、時には海外へも取材に出向く公募の小学4年~中学3年生の子どもたちです。毎年8月から1年間の任期で活動します。

 任期中はスポーツ、芸術、伝統工芸、最先端技術、戦争や公害問題など幅広いテーマのもと現場を訪れて取材し、記事を書きます。医師や詩人などを講師に招いたワークショップなどにも参加します。

 活動の成果は本紙朝刊「親子で読む こどもタイムズ」に掲載します。国語力はもちろん、コミュニケーション能力や自ら考え、発信する力、初めてのことにチャレンジする積極性が身につきます。

 こども記者制度は2010年に始まり、これまでに計742人(2022年現在)が経験しました。

こども記者経験者たちの声

ホークスの通訳さんの取材で英語の大切さに気づき、イギリスの中学高校で英語を身につけ、イギリスの大学に通っています。(1期)

水素エネルギーの取材を経験したことで将来の目標ややりたいことが明確になり、その後中学・高校では理科の勉強に対してさらに興味関心を持って取り組めました。(2期)

普段は入れないところに行き、質問する貴重な体験ができ、自分が書いた文が紙面にのるのが楽しかったです。いろいろな人に取材し、今まで思っていた常識とは違う「発見」がたくさんありました。(4期)

こども記者活動の魅力といえば、なんといっても新しい出会いにあふれていること。取材先との出会い、新しい発見との出会い、こども記者の仲間との出会い。これらを通してたくさん学び、成長することができました。(6期)

「勇気を出す」ことを学びました。取材で人に質問するにはとても勇気がいりました。今では、学校で少し勇気を持って手をあげられるようになりました。勇気を持てた自分を忘れずがんばります。(7期)

何よりもうれしかったのは息子の成長です。取材先の大人の方と関わることで、物の見方や考え方に変化がありました。取材の送迎での、息子と過ごす時間という「おまけ」もいい思い出です。(8期・保護者)

私は友達を作るのが苦手です。でも、こども記者になって同じ趣味の人とも出会い、人と話
すのが楽しいと思えるようになりました。興味のあることを私なりの感性で調べることが
できるようになりました(9期)

子どもではなく、1人の記者として扱ってもらい、その道のプロにたくさんの話を聞いて、プロとはどういう事か、働くとはどういう事か見て聞いて学ばせてもらえる貴重な機会でした。これからの学生生活の道標となると思います。(11期・保護者)

こども記者の活動内容

(1)取材をして記事を書きます
 3~5人くらいのこども記者と一緒に「こどもタイムズ編集部」の大人記者の引率で取材に行きます。取材対象はいろいろな仕事の現場、歴史・文化を伝える場所、スポーツ関連などさまざまです。オンラインでの取材も取り入れています。取材テーマは、こども記者の希望や旬のニュースなどを参考に編集部が考えています。その都度参加者を募集し、応募多数の場合は原則抽選になります。取材後、締め切りを守って記事(作文)を書いて提出。編集部でまとめて西日本新聞の「親子で読む こどもタイムズ」面に掲載します。
自分のテーマで取材を企画し、相手に連絡を取って記事を書く「自主取材」もできます。

(2)ワークショップなどに参加できます
 海外で人道支援に力を入れている医師、詩人や絵本作家など、その道の「プロ」を招いたワークショップ、こども記者同士の交流を深める交流会などに参加できます。

保護者の皆さまへ (ご理解、ご協力のお願い)

(1)参加には保護者による送迎が必要です。

 こども記者活動はお子さまの安全を第一にしています。こども記者が取材に参加する時は、必ず集合場所までの送迎を保護者にお願いします。

(2)取材は原則として抽選です。

 こどもタイムズ編集部は毎月数本の取材やワークショップを企画し、「こども記者通信」でご案内します。関心のある企画に申し込み、メンバーに選ばれると参加することができます。こども記者になったからといって、希望の取材に必ず参加できるとは限りません。人気が高く、定員以上の応募があった取材は、原則抽選になります。

(3)新聞を読む習慣を身に付けてください。

 日ごろから新聞を読む習慣を身に付け、こどもたちの読解力や社会への関心を高めることも、活動の大きな目的としています。特にこども記者活動の場である「こどもタイムズ」面は必ず読むようにしましょう。

こども記者になるには

第13期の募集は締め切りました。
次回の募集は2023年5~6月を予定しています。

こども記者は毎年5~6月に募集します。応募時期は紙面、またはホームページでご確認ください。

◇応募資格 九州在住で西日本新聞を購読中か購読を始める家庭の小学4年生~中学3年生
◇費用 取材参加費用は原則無料(遠方取材などで一部費用を負担いただく場合もあります)
◇募集人数 60人程度
◇任期 毎年8月から1年間
◇認証式 新こども記者の認証式・説明会を7月23日(土)に福岡市・天神で開催
◇応募方法 ①~③をそろえてオンラインの応募フォーム、または郵送でお送りください
①取材したいこと、応募理由、将来の夢などを400字くらいにまとめた作文(用紙・書式は自由)
②応募者の情報(詳しい記載項目は下記「応募用紙はこちら」参照)
③顔写真(選考通過者は写真を紙面に掲載するため、カラー、無帽、顔の一部が手などで隠れていないもの)

※応募多数の場合は作文で選考します。作文は文章力ではなく、活動への意欲を重視します。

◇問い合わせ先 こどもタイムズ編集部=092-711-5283 (平日午前10時~午後5時)

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